シートの特徴
シート文字は3層あり、上からアプリケーション、粘着シート、離型紙の構成で出来ています。
アプリケーション |
粘着シートがバラバラにならないようにアプリケーションにシート文字を転写します。
目的のものに貼った後に剥がします。
※その際には、文字が破れてしまう場合もあります。施工面に貼ったら、粘着シートが一緒にくっついてこないように気をつけましょう。 |
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粘着シート |
最終的に必要な部分です。空気が入ってしまうと、膨れの原因になってしまいます。針でつついて空気を外に追い出します。電飾看板など裏からライトを当てるものは穴をあけると目立ってしまいますので、水を使ってはりましょう。
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離型紙 |
シート文字の粘着面を保護しています。
踏んでしまうと滑るので注意!
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粘着シートはいろいろな種類、特徴があります。
汎用シート |
車、野立看板、電気のないスタンド看板、色を塗る代わりに使用できます。
細かい塗装などの代わりに使用することも向いています。
材料の屋外耐候性などで材料のランクが違いコストも違います。
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電飾用シート |
裏から電気が入る場合に使用します。
透明色と半透明色の2種類の材料があります。
透明色はセロファンのような素材に、糊がついたイメージです。
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テント用シート |
オーニング、テント地など、汎用シートでは貼る事ができません。そこで、テント専用の材料をつかって文字・ロゴなどを作って貼付けます。
アイロンやドライヤーなどで熱して貼付けます。
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ガラス用シート |
透明のガラスに貼る事により、スリガラスのような風合いに変えます。
切り抜いてロゴや文字を入れる事ができます。
色がついていたり、パターン柄などのシートもあります。
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プリント粘着シート |
店舗のカウンター、壁、テーブルなどいろいろな所に貼られています。
木目柄などプリントされているシート(木目が実際の物よりキレイに感じます)
天然石のようなプリントをされているシート
模様が描かれているシート
本物の金箔を使ったシートもあります。
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飛散防止シート |
ガラスにボールが当たって割れた場合、飛び散らない機能を持っている。
色がついて、紫外線カット機能+飛散防止など含むものもあります。
防犯シートとは違います。
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その他 |
いろいろなシートがあります。
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粘着シートの特徴を理解して事故の無い施工を心がけよう!
直射日光があたる窓ガラス全面 に貼る場合 |
太陽熱でガラスが割れるおそれがあります。
熱割れの可能性があるかメーカーでチェックできます。(要:現調手間)
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人体への使用 |
かぶれることがあります。
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床面 への使用 |
磨滅や剥離をおこしたり、滑って転倒することもあります。
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プール・サウナなどでの使用 |
水中・高温・高湿度下では水の浸透により剥がれることがあります。
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高水圧洗車を使用する場合 |
水圧により、端面から剥がれるおそれがあります。
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■ステンレス板への使用 |
条件によっては粘着剤が劣化することがあります。
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あらかじめご相談ください。
※粘着シートに印刷する場合、溶剤によっては粘着剤が軟化する場合があります。インキおよびクリアについては事前のテストが必要です。
■離型紙の端面に沿って手を滑らせると、切り傷を作ることがあります。
紙で手を切ってしまうことってありますね。粘着シートも同じ事がおこる事があります。気をつけてください。
■離型紙の上を歩くと、足を滑らせて転倒することがあります。
裏の紙の事を離型紙と言います。ツルツル面にはシリコンが塗ってあり、シールを剥がせやすいようにしています。使用後の離型紙は踏まないように注意してください。